「子供がお金の話なんてしてはいけません!」「お年玉はお父さんお母さんが預かっておきます」誰もがよく耳にしたフレーズです。
ところが、子供から大人と呼ばれる生き物に生まれ変わり社会に出た瞬間から、人生は常にお金の話でもちきりです。
トレーニングもしないままに、いきなり、右も左もわからない世の中に放り出されて、「お金は労働の対価だ!世のため人のために働こう!」と理解も納得もしていないままの状態で、日々の生活を営む羽目になります。
これでは「お金のことなんか習ったことないよ!」と言い訳するのも無理はありません。
「親がお金持ちだったら、お金の苦労せずに済んだのに」と、私も幼少期に幾度となく思いました。
少なくとも、親が本当のお金の本質について詳しければ、お金持ちでなくても、社会に出てお金ごときで悩まずに済んだのにと思っていました。