「自分で家を建て、車を作り、料理を毎日作り、衣服を作る。毎日子供たちに学問を教え、時々自分で髪を切り、遊園地のような施設を作り子供たちと遊んでいる」
私の周りにはこのようなスーパーマンは存在しません。
なんでも自分でできるようになると、組織も社会も必要なくなります。
世界中のすべての人類が、何でも自分でできる自給自足なんてことはありえません。
人は誰かの役に立ち、誰かの支えの上に成り立っています。
自分でできることを提供し自分のできないことを提供してもらうという「双方向で相手のできないことを楽にする(傍を楽にする)」から傍楽(はたらく)なのです。
そのはたらく労力を数値化したのが対価であり、この仕組みを熟知している人ほど、自分の能力が、どこで・誰の役立つのかを知っています。
だからこそ、お金がもらえ、上手なお金や時間が使えるのです。