私は30歳で起業し、現在52歳に至るまで、お客様の「生活やお金・金融に関する相談」を繰り返して参りました。
世間一般的な「一時間当たりいくら」という相談とか、なんらかの「金融商品が売れるまでの相談」などではなく、家計や経営の予算を依頼主と共に考え、年間を通して何度も相談を重ね、決算に至るまで企画の遂行とその習慣化の伝授をお手伝いする継続的な相談を行ってまいりました。
その中で、「勉強した・いい学校を卒業した・一流企業に勤めた・資格もたくさん取得した。しかし、貯金もできず、時間に追われ、家族との対話もなく、定年まで仕事づけの人生を送ってきた」という方々にあまりにも多くお会いしてきました。
どんなに努力精進をしても報われなかった・何をやってもうまくいかないという人たちの特徴は、
①過去の栄光にしがみついている
②主語が常に自分なのです。
勉強したのも自分、いい学校を卒業したのも自分、一流企業に勤めたのも自分、資格を取得したのも自分、常に自分を主語にして過去の栄光にしがみついているのです。
お金は自分で作るものではなく、相手が支払ってくれるものです。
究極を言えば、どんなに能力がなくても、相手が気に入ってくれれば対価を得ることは可能なのです。