子供のころ・・・
「勉強しなさい!」
「立派な大人になりなさい!」
「いつまでも子供じゃないんだから!」
などと、言われた経験がある人は少なくはないと思います。
勉強って何のためにするんだろう?・・・
立派な大人ってどんな人だろう?・・・
子供と大人の違いってなんだろう?・・・
答えはずっと出ませんでした。
だから、思春期に「見つからない答えに向かって腹を立ててきた」のだと思います。
金融業界ではたらくようになって、ますます不思議が広がりました。
「お金って何だろう?」
「金融って何だろう?」
「はたらくって何だろう?」
毎日のように同僚や上司に問いかけても面倒くさがられてばかりでした。
29歳になって、ひとつの答えに出会いました。
金融機関にいても
①お金はたまらないし、
②部下・上司・会社・・・様々な立場の人が「自分の立場でしかモノを言えない組織」に嫌気がさしていたし
③お客さんが喜んでくれるサービスは、会社は喜ばないし・・・
そうか、お金というのは・・・
「モノやサービスとの対価」だから、相手が喜ぶことをすれば、お金が入ってくるんだ!・・・
(えてして、辛い時や苦しい時って、乗り越えるときものすごい発見がありますね)
そう、お金はまさしく労働の対価。労働とはまるで、
「苦労して・・・人に言われて・・・もくもくと動く・・・」(漢字を分解してみました)ようにに見えますが、
本当は、「傍(はた)を楽(らく)にすることなのだ・・・相手が喜ぶことをすれば、
自分の分け前がもらえるんだ」と気付かされました。
つまり、
悶々としていた理由はお客さんは喜んでいるのに、給料をくれるのは会社だったこと。
サービスや商品はお客さんに提供するのに、お客さんに雇われているのではなく、
会社に雇われていたことが原因だったのです。
これでは、自分の「分相応な生活」や
「適正な分け前」という「分」が分からず、迷宮に入ってしまうのもムリもなかったのです。
今となっては、この悶々とした悩みのおかげで、お客様に雇われて、お客様に報酬を頂く・・・
まさしく「傍楽」毎日が楽しくて、元気いっぱいとなりました。感謝・感謝の毎日です。。。