過去から学び、
今日のために生き、
未来に対して希望を持つ。
大切なことは、
何も疑問を持たない状態に、
陥らないようにすることである。
‐アルベルト・アインシュタイン‐
疑問・好奇心・興味、持ち続けて生きていこう。
毎日お金を使っているのに…仕組みを知らない
毎月保険料を払っているのに…大いなるムダがあることを知らない
何十年も住宅ローンを払っているのに…家が資産だと言い張る
利息が200分の1になったにも関わらず…預金癖が治らない
金融従事者が…お金に困っている
ファイナンシャルプランナーと相談すると…家計が苦しくなる
などなど、過去多くの声を聞きました。
結局、お金のプロが、本当のお金の勉強をしていないから。
誰かの都合の良い知識を覚えて(資格)話しているだけ。
だから、昨年出版を決めました。
この本が、一人でも多くの金融難民の生活を救えますように。
たとえ幼少期に本当のお金の本質について、また、本当に役に立つ金融取引の在り方について学んでいなくても、社会人になれば、なんとか給与をやりくりし、預貯金を始めたり保険を掛けたりマイカーをローンで購入したりする羽目になります。
金融機関の職員だろうと税理士資格を取得したものであろうと、「本当のお金持ちからお金のことを習ったことのないもの同士」が見様見真似、セールスマンに勧められるまま、親に相談して、なんとなく、それっぽく、お金や金融と付き合い続けていきます。
ルールもセオリーもポイントもわからないままにです。
これでは、生涯お金の不安や悩みが払しょくされるわけはありません。
論より証拠、世の中は、毎日お金の不安や悩みや問題を抱えて、お金も時間もゆとりができない人であふれかえっています。
その最たる例が、「株式投資が怖い人たちが株式会社に勤めている」ことや「税理士と顧問契約を結んでいる会社が倒産する」という現状です。(株式投資をする人がいなくなれば、株式会社は資金調達に困りますし、税理士は税務のプロフェッショナルであって、財務のプロフェッショナルとは異なります)。
「子供がお金の話なんてしてはいけません!」「お年玉はお父さんお母さんが預かっておきます」誰もがよく耳にしたフレーズです。
ところが、子供から大人と呼ばれる生き物に生まれ変わり社会に出た瞬間から、人生は常にお金の話でもちきりです。
トレーニングもしないままに、いきなり、右も左もわからない世の中に放り出されて、「お金は労働の対価だ!世のため人のために働こう!」と理解も納得もしていないままの状態で、日々の生活を営む羽目になります。
これでは「お金のことなんか習ったことないよ!」と言い訳するのも無理はありません。
「親がお金持ちだったら、お金の苦労せずに済んだのに」と、私も幼少期に幾度となく思いました。
少なくとも、親が本当のお金の本質について詳しければ、お金持ちでなくても、社会に出てお金ごときで悩まずに済んだのにと思っていました。